2010年10月の読書記録

◆10月の読書傾向。読んだのは23冊。
◆数年の雌伏を経て、ついに麻耶さんの新作キター! そんな「隻眼の少女」はなかなかにレベルの高いお話でした。というか、綺麗に作中で解決して閉じているはずなのに、作者が麻耶さんだというだけで、本当にこれで解決しているのか信じられないあたり流石。ミステリー?と言えば、電撃文庫の新人、間宮さんによる「月光」もなかなか。これぞライトノベルミステリー。会話劇が小気味いいです。「ロウきゅーぶ!6」は短編集。安定感ある面白さ。清水先生の新作もうひとつは「どらごん・はんたぁ」。こちらは結構好きだわ。
◆という訳で、今月もなかなか甲乙つけがたい中、ベストは「ジャストボイルド・オ’クロック」。うえおさんの過去作で、未読だったもの。タイトルセンスが素晴らしいです。中身はちょーどいい感じのヒーローもの。まさにジャストボイルド!